■No.230
残響Refrain
夕闇に落ちた鉄錆の泥の部屋
伸ばした指に触れる 記憶の残響が消えた
遠いキミの声は 震えるボクの胸で
脈打つ鼓動のように 今でも残っているから
その手を掴んだ
ボクの心臓に響く 淡いキミの心音
忘れないよう 何度も 何度も繰り返す
朝焼けに溶ける薄氷の意識だって
消えない傷を付けて キミだけ忘れたくなかった
遠いキミの笑顔 凍えるボクの胸で
脈打つ光のように 今でも生きている
だから この手で掴む
「キミのかわりに死ねたら」 なんて
呟くボクの言葉に キミは笑ったんだ
ボクの心臓に響く 淡いキミの心音
途切れないよう 何度も 何度も繰り返す
■説明など
心臓だいじに
00:00 / 03:24
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想