
全てが黒く染められた何も見えないこの空間(せかい)
気の向くままに口ずさむ 此処にいる僕だけの歌
独り時間に使う夕刻
カラカラなにか聞こえる青の音
何食わぬ顔で 体温交換
そこらに響く 大きな声、身体
嫌な顔を見せず笑う旅の妖精
ねえ、僕の隣の聖人君子 その過去も
理由(わけ)も何も行く末だって 知らぬまま
中身のない話はいつも 変わらない
それでも空間(せかい)白く見えるよ
変わったのかな
春風が香る季節に
君と語りあったの忘れない
今何をしているのかなんて
想像だけじゃ意味がない
白い光 黒い影に消されていく
ああ、言霊なんて信じてないけど僕は言う
もう一度だけ顔を見たい 我儘かな
その時にはきっと僕はこの花を
君に渡す 準備はあるよ 時は満ちた
空間(せかい)の中で閉じこもるだけの僕じゃないと
灰に染まる瞬間だけで 満たされてた
だけどそれじゃ見えるものも見えないだろう
逢いに引かせるように覚える 冗談だろ?
君に捧ぐ一輪の花 白く咲く
探し回り朝焼けの空 蓮の色に
記憶に托された声で 振り返る
僕はここまで生きてこれたよ 笑顔見せて
同じ花の等価交換 それは本当?
いつかの体温感じる 幸せとともに
集合場所はこの空間(せかい)で同じ時間
ありがとう、また明日
00:00 / 03:51
アルバローズを花束に
オフボーカル同封しています。
歌詞の原作小説→https://note.com/anti_note/n/n146a5cb4610c
動画→https://www.nicovideo.jp/watch/sm38957946
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想