花がひらり、ひらり舞う頃に
私は今日も一人、独り
ふわり、揺れて
見つめる先に染まる色は
君が見てる色と同じなの?

三月の風は
冬の香りを残し
次の季節に息吹を与える
私は冬に捕らわれたまま
君の面影を探してる
―今でもずっと

ねえ、覚えてる?
舞う花が空を染めた季節に誓った約束を
だから 
ねえ、答えてよ?
そばにいるのに、届かない距離


何度記憶を辿っても
行きつく先はこの桜並木
君といた時を夢みて道を歩く
時の流れは変わらずに
君との記憶から
遠ざける―

三月の風は
君の香りを残し
次の季節をまだ迎えられず
私は思い出に捕らわれたまま
君の面影を探してる
―これからもずっと

花が散ってく景色はまるで
君が最期に見せた笑顔のようで
流れた涙にふと気づく
「もう一度、会いたい」
「もう一度、伝えたい」

忘れない
君がこの心を染めた季節に誓った約束を
だから 
ねえ、いかないで?
繋ぎ留めたかった、君のその手を


何度季節が廻っても
私はずっと待っているよ
どんなに未来が辛くても
あなたのそばに―

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花、舞う頃に。

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投稿日:2019/04/09 23:13:03

文字数:462文字

カテゴリ:歌詞

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