ジャケット

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春民(ハルタミ)

45作目です。久々のラブソング。そんなに甘々ではない情景ですが、
タイトルのように春らしく。あ、「春眠」ではないですよ(笑)。



じっとしてるのも飽きてきて 彼は真新しいカメラを手に入れた
何か楽しいことはないかとアンテナ張る いつもそこから

色々煮詰まっていたから二つ返事で誘いに乗った私は
彼の意外な一面また見つけ 子供のように驚いてる

そう言えば 付き合ってもう何年目になるのかな
大人になった、なんて気軽に口にしちゃいけない

春を前に みんな出会いと別れをかみしめて
「節目」を欲しがるのは 時間に限りがあるから
騒ぐ空は急に よどんだ思いを変えてゆく
隣でつなぐ右手 離さずにいたい


立ち寄った店でメニュー見て 分からない料理を選んで渋い顔
いつもそんな直感頼み 残したりはしない人でも

何でも春のせいにして 華やかな見た目や奇抜さ褒めそやす
だけど冷たくあしらうことだけが 大人のすることじゃないんだ

「誕生日 何しよう? 家でケーキでも焼こうか」と尋ねたら
彼はあきれ顔 「もうそんなのいいよ」

春はそこに いつも繰り返し喜び持ち込み
気付かず通り過ぎる寂しい誰かを笑うよ
心知らず 席を立って窓の外 のぞき込む
二人はまだ 「ふたり」でいられると信じて


部屋に置いてた風信子(ヒヤシンス) 咲いて甘く香るよ
花言葉 「嫉妬」だと 似合わない そんな恋はしない

春を前に 今日も楽しいこと 笑いたいこと
探すよ私らしく 地味めの花でもいいんだ
空の色は不意に 遥かな記憶とリンクする
変わらぬ愛のために 優しく生きよう

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投稿日:2022/03/13 14:33:12

長さ:04:59

ファイルサイズ:11.4MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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