ミトの図書館


言葉のユートピア
文字ばかりが住む場所で
伏線の意図も忘れて久しい
記憶は不確かだ
眼鏡越しに見る世界
作り物ばかりだと僕は知っていた

書架で微睡んでる
過去は現在(いま)と出会えない
ぽつりぽつり 泪が
床に落ちた

インクと紙と言葉だけ
今日も世界が回るなら
嘘でもいいか 真実は
時に悲しすぎるから


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ことばのゆーとぴあ
もじばかりがすむばしょで
ふくせんのいともわすれてひさしい
きおくはふたしかだ
めがねごしにみるせかい
つくりものばかりだとぼくはしっていた

しょかでまどろんでる
かこはいまとであえない
ぽつりぽつり なみだが
ゆかにおちた

いんくとかみとことばだけ
きょうもせかいがまわるなら
うそでもいいか しんじつは
ときにかなしすぎ(る)から

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ミトの図書館

日車さんのタイトル未定への応募作です。

http://piapro.jp/t/aXJh

@歌詞について
ちょっと切ない世界観を目指しました。
図書館にとじこもった少年のお話。

閲覧数:174

投稿日:2016/07/14 22:25:38

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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