凋落_off vocal
歌詞
瞞着 営為 ドブの底
顔をさあ、お魅せになって
大仰な雅称 拝戴す
蠕動する鬱 おべべをかけて
廓寥 半夜 狂悖な
表彰をさあ、お召しになって
生半スキゾの一人芝居
枉惑に凭れるマゾヒズム
貪婪 騒擾 蝶を吐く
混濁をさあ、お飲みになって
慧眼を以て俯いた
抑圧、悟性に花火を巻いて
諧謔 惑溺 脳の奥
錯簡をさあ、受容するのです
砂糖入り痙攣オクシモロン
繋がる糸引くアニミズム
誰も知らない深閑の中で
取り残された心に絡まる
慕わしき哀 嫋やかな痛み
裂罅から伸びた赤い手
傷痍に爪立て 鮮血淋漓に酔
裂帛 乱脈 不等式
響く叫喚か嬌声に臥す
夭逝 懐胎 アボーション
溶けだす四肢 怨嗟が布を濡らす
服従 配剤 束縛を
追懐をさあ、汚してみせて
眼窩に突き刺す多幸感
一顆の猛毒 腐食孔
けざやかな黒 根を張る宿痾
死の憑く雨は戯れる様に
早く返して 蕩けそうな痛み
目を背けたその隣に
明媚な惨状は 君を招く下地
そぞろ歩いた二つの道
零細な灯りに
君の青い息がこぼれる
僕を隠す様に
頽廃とした繋ぎ目を破り
袖が温く重たくなって
冷たい疵の端を舐め取った
後ろ暗い痺れが刺す
空ろな屍体を豁然に落として
二度と開かれぬ世界は凋落する
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