「タイムリミット」

永遠なんて　そんな幻想
誰も信じては　いない
いつかは必ず終わりが見えるのに
僕には聞こえる　鎖の朽ちる音

知ってる？　どんな夢もいつかは醒める
時間が　この世界が　壊れる前に

繰り返す夢

僕の指に鎖
無慈悲な秒針と　タイムリミット
君の背が見える
かつては続いてた道も

「追わなくていいのかい？」
誰かの囁きと　タイムリミット
決まっているだろ
「追ってもいずれこうなるさ」

視界をよぎる　君の幻想
僕の隣には　いない
わかってたなんて　泣いても叫んでも
耳にまだ残る　鎖の朽ちた音

壊れはしない　なんて　なんで言えたの？
絆も赤い糸も　錆びてゆくだけ

繰り返す夢

僕の指に鎖
無慈悲な秒針と　タイムリミット
両手を伸ばした
遅すぎることは知ってる

砕け散った鎖
突き立った破片と　タイムリミット
秒針の速度
裏切ったのは僕の方