淡い光がまだ暗い早朝の世界を照らす
Pale light is illuminates still the dark early morning world.
それは月の放った魔法のごとく 夜から昼へと変えていく
Just as the moon shot magic It changes from night to daytime.
観客のいない 広い空の舞台の上で
There is no audience On the stage of vast sky
音もたてることもなく 一人で演じているようだ
Without make a sound It seems to be played alone
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朝月 儚い時間 凍った空から降る光
Morning moon Fleeting time Light falls from the frozen sky
白と青の 光のベール 朝焼けで消えて行く
white and Blue Veils of light Disappeared in the morning glow
神々しい月 誰も知らず 輝きを失いながら存在する
Holy moon Nobody knows It exists while losing its radiance.
霞んでいる月 おぼろげに光る 太陽が世界に色を与える時
Hazy moon Mistily glow When the Sun give color to the world
朝の月は終焉する。
The end of the Morning moon
昼と夜の隙間に生きる 儚い美しさを持っている
Alive between day and night You have a fleeting beauty
その光は朝によって希釈される 光の中に消えていく
The light is diluted by Morning It fade away in the light
00:00 / 04:35
Morning Moon
1999年くらいの曲。
冬の朝、夜明け前の空に浮かぶ月が綺麗だったから作った曲。
まだ明るくなる前の月齢約20で言うと更待月(ふけまちづき)くらいの月が適当かと。このくらいの月は未明から明け方薄明るくなる前まで空で一人輝く。明るくなってくると光は失われていき、最後には白くなる。
太陽が昇ってしまうとついにはどこにあったか分からなくなるほど目立たなくなる。この変化を楽しむことは未明のことなのでなかなか難しい。
ただ、無限のインスピレーションを与えてくれるモーメントなので機会のある人は見てみて下さい。この曲は1月とか2月頃の寒い時期のモーニングムーンを見た時の印象を曲にしています。寒いと空気が澄んでいてより一層綺麗に見えます。
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