呪文の効果
35作目です。タイトルの見た目よりは「現実寄り」のストーリー。
限りなく延々と続く魔法なんて、きっと、あるわけない…そう思うの
ですが。
きらきらしてて 宝石のような実を 口にしたら
酸っぱくて渋くて ちょっとガッカリ
見えなかったアレコレが不機嫌の種に変わる
運命のせいだと拗ねて
魅惑の呪文が効く距離は せいぜい数メートル
力が消えて幻滅しても そこから離れられなくて
もし魔法があっても世界はそう上手くいかず
制約もルールもきっとあって
じゃなきゃ夢とか想像なんてとっくに
燃え尽きて何にも残るまい
愛されること求めても知らんぷりされてみたり
心の余裕が無いと知ったり
いつからなの? すれ違い増えている 魔法のよう
夜空の星さえ暗く
氷の呪文は簡単に 全て壊してく
「試しただけ」とずいぶんなこと言う人
見限られるでしょう
いつかゼロになってもそれは当たり前なのだと
心地良い空気を乱さないで
手のひら返すだけじゃ 幸せなんて感じないまま
百年も過ぎる
平凡でも受け入れよう
熱い思い ここにある
希望の箱 誰も独り占めはできやしない
傷つける強さは付き合わずに
魔法は解けた 後は自分次第だね
輝くものはすぐ側にある
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