愛の型(かたち)を捜してた
目の前が視えないくらい
苦しみの水を酌んでも
答えは闇色の向こうにあって
手を煽ってみても掴めない

貴方が私を愛してるなんて
型(かたち)がなくちゃ信じられない
妄想(ゆめ)の内(なか)の宝箱を
捜して手に取れるかしら

水面(みなも)に映る自分の顔
涙の波紋に歪む
この城さえ砕けたら
裸足の足で このガラクタを
踏み均していくのに

銀の鎖を外したの
孤独という城は壊れ
型(かたち)を捜さなくていい
悲しみの鏡は砕け落ちた
瞳(め)を覆っていた手をはずして

私は苦しみから逃れて
過去の罪を城に捨てて
妄想(ゆめ)の内(なか)の宝箱を
胸に抱いて駆け走る

茨に囚われていた私
貴方の冷たい指先が
私の心 温めたの
「愛は見えないよ」と

愛の型(かたち)を捜してた
目の前にあったというのに
型(かたち)がないのが不安で
傷つける事で愛を確かめて
報われたフリをしていたの

自分に制限(わく)なんてないの
自分を信じる事は
弱さなんかじゃない事
強さの槍は孤独を破る
型(かたち)の無い物ほど信じ

貴方が私を愛してるなんて
型(かたち)がなくても信じれる
愛の内(なか)の宝箱
今、鍵を解いて開ける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

last present

昔の自分を思い出して綴ってみました。
あの時は、もう何も信じられませんでしたね。
「誰も自分のことなんて知るわけが無い!」みたいな。
そんな感じを、こうかもし出して、自分みたいな人に
今の自分の状況が、どんなけ深刻か知ってほしいです。
ってか、もっと重く綴りたかったです。

閲覧数:35

投稿日:2009/04/03 21:49:20

文字数:523文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました