初めて出会った春
跳ね上がる心音
過去最高速度で
パルスが駆け回る
すこし近づいた夏
そろりと触れた指先
女子更衣室で
うつむくワタシ

知っているよ分かっているよ
凹(ワタシ)と凹(あなた)
それでも想い続けるんだ
嫌なんだよ解らないんだよ
でも
どうやったってハまらないんだ

毎日の一部になった秋
いつもの時間
いつもの場所で
笑いあうふたり
手を取り合った冬
まわりの雪が融けるくらい
あがる熱で
しあわせなキブン

知っているさ分かっているさ
凹(ワタシ)と凹(あなた)
それでも諦められないんだ
普通ってなにさ異端ってなにさ
でも
どうやったってウまらないんだ

きっと世間体様には疎まれる
きっとあなたには拒まれる
どうしたらいいの、
どうにもできないの、
ああ

知っているよ分かっているよ
凹(ワタシ)と凹(あなた)
それでも想い続けるんだ
嫌なんだよ解らないよ
でも
どうしても
だいすきなんだ