【初音ミク】ラショナリズム【オリジナル曲】

きちんと、恋を失うために。
これが僕の、私の、ラショナリズムだ。

ーーー以下、歌詞ーーー
ラショナリズム
Vocal:初音ミク(V3)Dark&Solid
Words&Music:しゅーくりーむ

あのひとはきっと優しいからって
認めてくれるとも思わない
いくら私が好きになったからって
そんな押しつけはひどすぎるから

だけれど私が過去に戻って
何かができるとも思わない
いくら失敗を知ってるからって
そんな数ある一つのパターンだけでは何も

ゆらゆら、しょーもないように　リズムをとって
足を揺らす無駄な時間過ごす（すごす）
さらさら、気も無いように言葉を飾って
着々と気持ちを重ねるミルフィーユ


いつか生まれたこの気持ちが
もしも無いほうがいいってなったら
ねぇ、きっと私は忘れようとするんでしょ？
やだ 嫌だ 絶対って思いながら

だけど壊し切ればきっと消せるから
金槌のような言葉振るって
でも、きっと私は途中で痛みに負けちゃうんでしょう？
好き 大好き 愛しいって想いながら


千枚の言葉 重ねたからって
君に届くとも思わない
いくら同じようなもの重ねても
ゼロに何かけてもゼロだから

だけれど千人の私がいたって
君に辿り着くとも思わない
いくら運命を選べたからって
きっと私は私だから今にご照覧あれ

だらだら、らしょーなリズムをぼんやりとって
ふと「らしょー」って何と思いながら（すごす）
ならなら、これくらい自然に言葉紡げれば
ちゃあんと気持ちは届いたのかなぁ

悲しくならないように悲しみながら
悲しさを飲み込んで
苦しくならないように苦しみに悶え
苦しさを底に埋める

むなしくならないようにむなしさをどこかに捨てたなら
なんで どうしてこんなにも空っぽなの？

いつか消えゆくこの気持ちが
もしも本当に無くなってしまったなら

ねぇ、きっと私は悲しくなるでしょ？
跡形も無い所に痕 探しながら

だけどそのうちにきっと忘れちゃうから
抜け殻のような腕を振って
また、きっと私は歩き始めるんでしょう？
一歩 また一歩と ぐっと踏みしめながら