帰り道歩いているだけで
愛してるつもりになってた
かじかんだ指先に触れられずに
雲間から射す光消え行くだけ

広げた傘 払った手に 落ちた涙を見つけたら
大事なこと 思い出して
冷たいのは雨じゃなくて 自分だと気付いた

コトバひらり ひらり宙に舞って
地に落ちて 心が染みてく
閉まるドアの向こう 目を逸らした
横顔は 二度と戻らない

支え合い育ててきた花は
大雨に打たれて折れたの
自分だけ辛いとか思い込んで
確かめた存在を疑ってた

凍えそうで 途切れそうで 落ちた涙で溺れたら
素直なこと 紡ぎ出して
動く足で引き返して 指先に触れるよ

コトバひらり ひらり宙に舞って
人ごみに 踏まれて汚れる
だけど気持ち全部 伝えたくて
遅すぎることだと知っても

人生は何度悔いても やり直しできないけど
傷つけた人の元まで 拙いコトバでも 届け

独り部屋で 膝を抱えながら
太陽の 光を待ってる
呼びかけても何も 応えなくて
苦しいよ それでも何度も
コトバひらり ひらり宙に舞って
地に落ちて 心が染みてく
だけど気持ち全部 伝えたくて
遅すぎることだと知っても


(読み)
かえりみちあるいているだけで
あいしてるつもりになってた
かじかんだゆびさきにふれられずに
くもまからさすひかりきえゆくだけ

ひろげたかさ はらったてに おちたなみだをみつけたら
だいじなこと おもいだして
つめたいのはあめじゃなくて じぶんだときづいた

ことばひらり ひらりちゅうにまって
ちにおちて こころがしみてく
しまるどあのむこう めをそらした
よこがおは にどともどらない

ささえあいそだててきたはなは
おおあめにうたれておれたの
じぶんだけつらいとかおもいこんで
たしかめたそんざいをうたがってた

こごえそうで とぎれそうで おちたなみだでおぼれたら
すなおなこと つむぎだして
うごくあしでひきかえして ゆびさきにふれるよ

ことばひらり ひらりちゅうにまって
ひとごみに ふまれてよごれる
だけどきもちぜんぶ つたえたくて
おそすぎることだとしっても

じんせいはなんどくいても やりなおしできないけど
きずつけたひとのもとまで つたないことばでも とどけ

ひとりへやで ひざをかかえながら
たいようの 光をまってる
よびかけてもなにも こたえなくて
くるしいよ それでもなんでも
ことばひらり ひらりちゅうにまって
ちにおちて こころがしみてく
だけどきもちぜんぶ つたえたくて
おそすぎることだとしっても

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

コトバひらり

liviera様の作品に応募させていただくための歌詞です。

http://piapro.jp/t/f2qY

素直になるって難しいですよね。


※「っ」は一音と想定しております。例)払った→はらあた

閲覧数:158

投稿日:2012/11/04 18:34:21

文字数:1,062文字

カテゴリ:歌詞

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