コンクリートの轍


短い夢の落し物 地図は柴(ふし)と君の香り
空を渡す夢もまた 灰色滲む散歩道

轍の続くコンクリートに一歩の軌跡を望み
声を上げて夏は鳴いてた

いつしか時は移ろい 君の頬染めて傾く陽
静寂(しじま)に笑みをこぼしても 包み隠されゆく言葉

遥かな空は 色を讃え 風を唱う
ただ高く遠くまでと心震わせ

真っ赤な空はコンクリートに長い影映し
君と距離が少し短く

今ならきっと言えるだろうか
この街の果てに届くような思いで「君が好きだ」と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

コンクリートの轍(仮)

「人工の世界に差し込む夕陽」

作られた世界の中で見つける美しさというのを、夕陽に代弁してもらいました。

takさんの「【歌詞募集】タイトル未定【ロック】」応募用です。
http://piapro.jp/t/Ip4z

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投稿日:2015/07/13 20:02:53

文字数:233文字

カテゴリ:歌詞

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