あなたが持ってきた赤いマグカップ
女みたいだと私が笑うと あなたも笑顔になった
私の青いマグカップは あなたが男みたいだといった

他愛もなく笑い合えてた日々 懐かしく感じるのは弱いせい?
置いてある赤いマグカップ 置いてない青いマグカップ
別れた陶器は 今の私たちみたいだね

夢を追ったあなたは 雪の日にこの町を離れていった
私はホームで それを見送った
一筋流れる涙は ねぇ 誰が拭ってくれるの?

一人きりの家で 私はコーヒーをいれる
赤いマグカップ 癖で入れてしまう二杯の白い粒
私には甘すぎる黒い液体 気持ちとは裏腹に指先を温める


使い続けた赤いマグカップ
あの日笑った面影はなく 色褪せてしまったわ
使われない青いマグカップは そのままなのにね…

笑いあった笑顔 今はもっといとおしい
くすんだ赤色は 綺麗な青色のとなり
時が止まっても それでも別れたまま

夢になったあなた マグカップだけが帰ってきた
私はHOMEで それを受け取った
止まらない涙は ねぇ 誰も拭えないの…

独りだけの家で 私はコーヒーをいれた
青いマグカップ 癖になった二杯の白い粒
今は慣れた黒い液体 気持ちと同じ 冷めていた

あの時と同じ雪の日に 黒に沈む白い粒
溶けない砂糖は 私の心に降り積もる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【Sugartune(シュガーチューン)】

とりあえず、様子見の初投稿です。
だいぶ前に書いた作品(というか処女作)になってます。

閲覧数:68

投稿日:2009/09/11 03:12:39

文字数:577文字

カテゴリ:歌詞

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