白と黒の一輪
色彩のない花に
色をつけることすら
もう忘れた毎日

過去を見ないふりして
ずっと何か追いかけて
繰り返す毎日に
期待することはない

高く遠くへ飛んだ
きっと変われる気がした
モノクロに染まった花
もうあの日に帰れない

落ちて溶けて揺らめく
淡く視えた"何か"が
その時この心に
陽(ひ)を灯す音がした

夕暮れの朱がただ
優しく澄み渡って
いつか君と見た空の思い出と
温かく鮮やかに降り注ぐ光

白と黒の狭間で
崩れ去った脆い壁
塞ぎ込んだ心の
世界が色づいてゆく

光の雨が降って
溢れ出す虹色に
頬を伝った雫
止める事はできなくて

高く遠くへ飛んだ
きっと変われる気がした
朱(あか)色に染まった花
あの日にはもう帰らない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

モノクロの花

紅兎-kureto-様の歌詞を修正させて頂いたもの。

閲覧数:152

投稿日:2016/09/06 00:47:40

文字数:324文字

カテゴリ:歌詞

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