古い時代の遺産を見つめて
かつては文明が栄えてた世界を臨む

過去の遺跡や学術品を見てると
先人の英知や軌跡を理解出来る 
僕らと同じように感情を持って生まれて
同時に全てが滅び去っていったことも

繁栄した都市 道ゆく人たち
残された轍 紡いでく僕たち
時は矢の如し やがて今は昔
変わる姿形 砂に還っていく

過去から現在までの足跡を辿るのは 
まるで時間の狭間を歩いているようだな

遠い時代を生きた人たちは
想像出来ていたのかな?って
ちょうど僕らと同じように
最後なんて考えてなくて

度重なる雲の向こうに
太陽が隠れてるように
暗い日々でも上向くと
信じていたのかなあ

世界の終わりはきっと遠い
黙示録なんて程遠い
いつまでもこんな風な日々が
続いてくんだって

でもその目論みは外れるんだ
幸福を手に入れられたとしても
どうせ全て化石になる
歴史が証明してくれてる

(僕も)もう諦めちゃう?
(全て)もう辞めにしちゃう?

努力の結晶もいずれ
風に吹かれ砂に還るからさ

形に残らなくても
何かが続いていくんだと
信じていたいな

ある日砂漠の真ん中で
湧き出す水を見つけたよ
いつかとは分からないけれど
いずれ川になるだろうって

何かが終わっていたあとに
何かがまた始まるだろう
遠い時代を生きた人たちは
想像出来ていたのかな?って

日が暮れたあとの暗闇に
電気の灯りが灯るように
暗い日々でも上向くと
信じていたのかなあ

距離を隔てた友達に
電話越しに語るように
いつの日かこんな風な日々に
続いてくんだ

今まで空虚だった心が叫び始める
全てが終わったその先を信じたくなるんだ

世界の終わりはずっと遠い
黙示録なんてどうでもいい
いつか砂に還るとしても
歩いてくんだ、ほら

世界の終わりはずっと遠い
黙示録なんてどうでもいい
いつか砂に還るとしても
歩いてるんだ、今

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

砂の中の旋律

閲覧数:34

投稿日:2024/05/23 21:33:56

文字数:800文字

カテゴリ:歌詞

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