A:午前七時、時計が鳴る。
いつもどおりの朝模様。
あと何日過ごせば、
大冒険の日々が来るんだろう。
B:物語の鍵は、タンスの中? 草むらの中?
それとも――。
どうか、探せば見つかるような、
単純なセカイであって。
S:誰かを守るとか、救うとか、
そういう人生じゃなくてもいい。
誰かが言ってくれればいい。
「おはよう」と言ってくれればいい。
A:午前七時、目が覚める。
またいつもどおりの朝模様。
あと何日、あと何日過ごせば、
「あの日」が来るの?
C:忘れたい、忘れたいとあれだけ願った。
ありがとう、ありがとう、幸せになれた、はず。
繰り返す、繰り返す、シアワせが繰り返す。
壊れていく。なくなっていく。
忘れてゆく。オいてカれてユく。
B:そう、探せば見つかるような
単純なセカイのままだよ。
S:誰かを守って、救って、
幸せな人生おくれたよね?
誰かがいつも言ってくれていた。
「おはよう」と、今もそこに――。
S:「あの日」はもう来ない。
いつまでもは続かないんだから。
誰かが物語を締めくくる。
「世界は救われた!」
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