『透明流星群(仮題)』


サビ　見つからなかった　流れ星
　　　二人の手は　離れた…


Aメロ　手料理は得意じゃなくて
　　　 毎日が奮闘
　　　 レシピを探しては
　　　 野菜にお肉に調味料

　　 　主婦向けのサイトはお断り
　　　 だって火加減が書いてないもの
　　　 愛情たっぷりなら美味しい
　　　 なんて いったい誰が言ったんだか…


Bメロ 「ごはんおかわり！」
　　　「どれくらい？」
　　　「さっきのよりちょい多め」
　　　「そんなに食べれる？」
　　　「今日のおかず美味しいよ!!」

　　　うそつきね
　　　そんなはず無いのに
　　　嬉しくなっちゃう


サビ　人に聞いたんだ　流星群
　　　今夜この町で　見えるって
　　　探しに行こう　流れ星
　　　食事が済んだら手を繋いで
　　　でも
　　　見つからなかった　流れ星
　　　あなたの目が　責めてた…


Aメロ 下調べは得意じゃなくって
　　　気紛れが常套
　　　楽しみを見つけたら
　　　今すぐとにかく即行動

　　　奔放なタイプはお断り？
　　　だってあなたは慎重派だもの
　　　愛情があれば許せる
　　　なんて いったい誰が言ったんだか…

Bメロ 「時間あってる？」
　　　「知らないよ」
　　　「方角はちゃんと調べた？」
　　　「そんなの見てない」
　　　「今日は冷える帰ろうよ」

　　　いじわるね
　　　そんな事言わないで
　　　泣きたくなっちゃう


サビ　待っていたんだ　流星群
　　　今夜この町で　見たくって
　　　探してみてよ　流れ星
　　　夜空を見上げて手を繋いで
　　　でも
　　　見つからなかった　流れ星
　　　二人の手は　離れた…


Bメロ ほんとはね
　　　流れ星はおまけで
　　　歩きたかったの
　　　あなたとね
　　　手を繋いで夜更けの
　　　散歩したくって


Cメロ ポケットの中
　　　別々の掌
　　　冷えてくばかりで
　　　楽しい夕飯も
　　　もう思い出せない

サビ　見つからなかった　流れ星
　　　二人の手は　離れたまま…
　　　あなたの知らない　流星群
　　　私の頬　滑り落ちて…