静かに明ける空の果てまで
吹き抜けてゆく風に運ばれ
漂う自由を夢見ていたあの頃

響き渡るは悲しみの声
研ぎ澄まされた痛みを添えて
何の気なしに触れた光が愛しい

何を求めていたらいいの?
聞こえない返事を探した

もう一度
生まれたての生命の奏鳴曲 奏でて
この胸を充たせるのなら
飛び立て
消え残る無垢と清冽な翼で
いま遥かに臨む空は Innocent Blue


移ろう心は時間の鏡
映し出されてた記憶の影
ひび割れてゆく硝子の欠片が未来

真白に染めた希望の旗は
気づかぬ内に蒼く透けてた
無慈悲に浮かび上がった文字は「後悔」

何処に辿り着ければいいの?
探し物さえ忘れてゆく

もう二度と
流せない無心な涙の色香で
ただ揺れてる刹那の華
咲かせて
いつかまた思い描けたら 包んで
優し過ぎるほどの雨を 浴びせて…


明日を待ってた 幼い日々 
何もかもが煌いていた暁に
後ほんの僅か 少しだけの
無知という名の勇気 持てたならば


もう一度
生まれたての生命の奏鳴曲 奏でて
この胸を充たせるのなら
飛び立て
消え残る無垢と清冽な翼で
いま遥かに臨む空は Innocent Blue

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Innocent Blue

京極抹茶氏の曲へ寄せて。
http://piapro.jp/content/kxsr2geaxjc5apkj

読み方補足:
返事(こたえ)、生命(いのち)、奏鳴曲(ソナタ)、時間(とき)、硝子(ガラス)

戯言:
What can I see...?
What can I be...?
Running up the stair of growth,I'm lost what I'm looking for.

When I turn around and also look around,
I only feel I'm caught in blue what is almost fake true.

Get me back into the Innocent Blue.

閲覧数:170

投稿日:2009/10/22 12:15:03

文字数:501文字

カテゴリ:歌詞

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