明日の意味を問うだとか 生きる意味はどうだとか

そんなくだらないことばかり巡らせ

ほんと勝手だったな

溢した冬の影も 冷めた愛の景色も

どんな言葉で全て手離せばいい

だけど まだ縋っている


残映滲む夜が

崩れ落ちていく 日々のようで

さよならも言えずに 取り残されるだけ


僕は これから何をして生きるの？

それすらまだわからず時間だけ

過ぎ去っていってしまっては

ただ焦って視界がぼやけてく

ねぇ神様なんていないんだろうけど

どうか どうか　この声が届きますように


他人に優しくだとか 誰彼なしにだとか

一貫性の無いノーションが嫌いでさ

ずっと彷徨っていた


燦然たる 光を求め

壊れそうな声で叫んでいた

願いさえ置き去りにして

静寂だけが耳を刺す

それだけだ


揺らぐ街灯りに照らされて

僕の心は ただ過去を揺蕩うの

希望などとうに捨て去ったから


僕の 命は誰のでもないから

エゴを捨てる満たすも自由でしょ？

何度も 何度も振り返り

それでもまだ前に進みたい

ねぇ神様なんていないんだろうけど

祈り 響け その声を掻き鳴らしていけ


終わらない夜の片隅で まだ消えない灯火が

確かに僕を呼んでいる 手を伸ばして 今