『明け』


息吹く 大地 薫る 涼風

芽吹く 四季 明ける 暁


木枯らし 烟いて 雪に舞う 富士頂 昇りて 刹に散る

光陰 翳りて 切に思う 『叩く』 『弾く』 『掬う』 音よ ・ ・ ・



舞いね 舞いね と 掻き 鳴らす  流れ 流れる 木の葉のよう

まいね まいね と 雪 散らす  見えぬ 高みに 雪模様



桜   誇りて   春の朝

榊   実りて   夏の昼

椛   降りて   秋の夕

柊   去りて   冬の夜



舞音 舞音 の 音を 降らす  移り 移りし 常の世を

遠き 遠きは 夢のよう  ・  ・  ・




切れた 雲 間に  暁 の 星

ライセンス

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明け

お正月に完成した歌詞。
今まで投稿しなかったのはお正月の歌詞ではなかったからwww

これは自分が好きな漫画「ましろのおと」という三味線の漫画にでてくる、
「春暁(しゅんぎょう)」という津軽三味線の即興曲(漫画オリジナル?)に
影響を受けて思いついた歌詞です。

実際に曲になってるわけではないので勝手に想像してるだけですが、
シンプルで、力強く、そして美しい日本の四季がイメージされました。

季節の木の部分は探して、そのなかでイメージに合う木を選んでいます。
後、語感^^;

「前のバージョン」にて、ひらがなVer.を載せています。
久々に歌詞を見た本人ですら読み方が分からなかったのでw

ちなみに、「まいね」とは津軽弁で「駄目だ」とかいう意味だそうです。

厳しい冬を超え、雪解けと春の太陽に輝く富士山頂が見えたのなら
幸いです。

閲覧数:220

投稿日:2011/08/26 00:46:50

文字数:301文字

カテゴリ:歌詞

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