本音を問い直すように
弱音を吐きだす五時
傾く陽射しを眺め

惰性で聞き続けた
本気にならなきゃなんて
君が言わなくてもわかってるんだ

退屈な昨日と明日に挟まれて窮屈な今日
放っといてくれよ
急かされて消えるのは嫌

がらんどうには声が響く
ぼくの中で反響して
刃を捨てた歪な腔
隠すほどの爪もない猛禽さ
もしも他人が嘲笑おうとも奪えない翼で
いつかは飛び立つ日を


性根を問い質すように
夜明けを迎えた五時
心のかさぶた剥がす

学生時代の冥利
しょうもないプライドだらけ
棄てることもできず愚図ってたんだ


大好きな意匠も誰かに拒まれちゃ憂鬱だ
もう放っといてくれよ
生かされて生きるよりは


がらんどうには声が響く
ぼくの中で反響して
刃を捨てた歪な腔
名前だけの爪もない猛禽さ
もしも他人が嘲笑おうとも奪えない翼で
いつかは飛び立つ日を




・・・・・・ひらがな・・・・・・


ほんねを といなおすよーに
よわねを はきだす ごじ
かたむく ひざしをながめ

だせいで ききつづけた
ほんきにならなきゃ なんて
きみがいわなくても わかあてるんだ

たいくつなきのおと あしたにはさまれて きゅうくつなきょお
ほっといてくれよ
せかされて きえるのわ や

がらんどおには こえがひびく
ぼくのなかで はんきょおして
やいばをすてた いびつなこお
かくすほどの つめもない もーきんさ
もしも ひとが わらおーとも うばえない つばさで
いつかは とびたつひを


しょおねを といただすよーに
よあけを むかえたごじ
こころの かさぶたはがす

がくせいじだいのみょーり
しょおもない ぷらいどだらけ
すてることもできず ぐずうてたんだ


だいすきないしょーも だれかにこばまれちゃ ゆううつだ
もお ほっといてくれよ
いかされて いきるよりわ


がらんどおには こえがひびく
ぼくのなかで はんきょおして
やいばをすてた いびつなこお
なまえだけの つめもない もーきんさ
もしも ひとが わらおーとも うばえない つばさで
いつかは とびたつひを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

『夜放区-Nighthawk-』

ttmywrkさんの5/29までの曲への応募歌詞


・モチーフ:夜鷹
名前に鷹って付いてますけど、実は猛禽類じゃないんですよね。
この鳥を扱った作品としては宮沢賢治の「よだかの星」が有名です。
「夜放区」というタイトルはもちろん、Nighthawkを捩っているわけですが、この鳥が解放される時間帯という意味など一応考えてます(
あまり長い説明文書くの苦手なので他にも色々ニュアンスが含めてあったりしますが割愛させて頂きますね←


・ひらがなver.は譜割りに合わせた読みのイメージです

閲覧数:423

投稿日:2016/05/29 19:47:36

文字数:889文字

カテゴリ:歌詞

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