SignSignSign...
耳鳴りのような響音に
振り向いても誰も居ない
嗚呼 誰も居ない
「呼ばれている気がしたんだ」
助ける事は、出来ないだとか
ただ返事を、するだけなら出来るだとか
鳴り止まずに 耳を塞ぐ
僕の手は 熱を持っていた
しんしんと鼓動を乗せて 繰り返すSign...
突き詰めればその呼び声は
内側から聞こえてる音
嗚呼 心臓から
「まるでもう一人の僕だ」
意思を拒んで、騒ぐ何かを
ただ静かに、理解しようとしているよ
生きたままで 眠りたいよ
速まって 温度を上げてく
燦々と色鮮やかに 教えるよSign...
繰り返すsign...
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