いつの間にかまた暖かくなって
冬の凍てつく様な寒さが
嘘みたいだ
固く閉じていた花の蕾は
柔らかな
日差しを
浴びて
ゆっくりと
殻を脱ぎ捨てていく
桜舞散る帰り道を
只眺めながら半夢見心地で
もし隣に君が居て
微笑んでくれたら…
なんてさ。
春が訪れて今
季節が巡り
君と過ごした
あの日々もいつしか
過去になり過ぎてく
同じ景色も
確かに違うんだ
君がいないだけで
陽が暮れるまでしゃべった公園
大きな切り株を残して消え去った
それでもホラ見上げれば変わらず
ここには在るんだ
二人で
あの頃に
見上げてた
茜色の空
赤く染まるこの大空の
下一人孤独に酔いしれていたら
哀しいのかな涙が
ホントは君だけが恋しい
春が訪れて今
月日が巡り
君に恋した
あの日々もいつしか
過去として過ぎてく
霞んでいくよ
確かな思い出が
君といた時間が
もしあの時が永遠になるならば
ただ君の事だけ
想い続けて生きようと誓うよ
春が訪れて今
季節が巡り
君と過ごした
あの日々もいつしか
過去になり過ぎてく
桜の花が
舞散る終わりの時
一片の恋
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