君と初めて出会った時は、こんな終わり想像もしていなかった。
今、君の傍には違う誰かがいて、僕の居場所は消えてしまった。
君の優しさに触れ、君に恋して、君と共に過ごした日々はもう終わった。

たくさん傷ついて、たくさん泣いた。
傷ついた分だけ幸せになれるって本当?
もっと傷つかなきゃ幸せにはなれない?
誰か答えを教えてよ……

だけど、それでも僕は君に恋したことを後悔しない。
君に出会って、君を好きになって、君と過ごした時間の全てを否定なんてしない。出来るわけがない。
たとえ恋が実らなくて、待っていた結末が哀しいものだとしても、全てが無意味になるわけではない。
君がくれた喜びも悲しみも全て、今の僕が僕である為に必要なものだったから。
君に恋して、君と共に過ごした日々は決して無駄なんかではなかった。僕はそう信じてる。

確かに君は運命の相手ではなかったのかもしれない。
だけど、それでも君との出会いが幸せなことに変わりはない。
だから今は君にただ伝えたい。ありがとう。そして、さようなら。

君に恋して歩んできた道は、もしかすると間違ったルートなのかもしれない。
だけど、たとえそれが間違いであっても、やはり無駄なルートだとは思わない。
君との出会いや別れを経たからこそ、僕は今ここにいるんだ。
そして、弱さは君への恋心と一緒にここに置いて、僕は先へと進むんだ。

君がいなくなっても僕の時間は止まらない。
君がくれたものを抱いて、僕は一人で歩み続ける。
きっと新しい恋も見つけるだろう。だけど君を忘れてしまうことは永遠にない。
たとえこの先どれだけ遠く離れていても変わらずずっと願っているから。
僕にたくさんの幸せをくれた君が、いつも幸せでありますように。
Thank you and goodbye my love.

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Goodbye My Love

オリジナル曲「Goodbye My Love」のイメージ文。
書きやすいから僕・君だけど、一応失恋した女の子をイメージしています。

好きなドラマや本に出てきたとある少女たちに共感して浮かんだ曲です。

一途な恋…だけど結局報われなくて傷ついてたくさん涙して。
それでも最後は立ち上がって次の恋に向かう少女の想い。

ドラマでも本でも、わたしが惹かれるキャラクターは大抵主人公に切ない片想いです(笑)

閲覧数:230

投稿日:2013/04/18 00:19:10

文字数:764文字

カテゴリ:その他

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