黒い箱がありました
宇宙と言う名の広い箱
とても大きな箱だから
色んな箱が溢れてる
どんなに箱が増えようと
この箱だけは開けられない



色とりどりの箱たちは
欲の数だけ増えていき
今日も誰かに開けられて
中身をさらけ出されるの



青い箱がありました
地球と言う名の丸い箱
とても綺麗な箱なのに
中身は黒くて血生臭い
だから誰も開けなくなって
やがて朽ちて消えていく



色とりどりの箱たちは
罪の数だけ増えていき
今日も誰かに開けられて
中身をさらけ出されるの



白い箱がありました
部屋と言う名の四角い箱
とても硬い箱なのに
中身は小さな私だけ
だから私は出て行けなくて
たった独り堕ちていく



色とりどりの箱たちは
人の数だけ増えていき
今日も誰かに開けられて
中身をさらけ出されるの

だから私の小さな箱も
やっと
やっと
開けてもらえる番がきた



赤い箱がありました
心と言う名の小さい箱
とても脆い箱なのに
君はそれを開けてくれた
「キミノナカミ、ボクニクダサイ」
きっとこれが幸せ…ね?



色とりどりの箱たちは
愛の数だけ増えていき
今日も誰かに開けられて
中身をさらけ出されるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

箱入り。


やっちまったシリーズ、第三弾。

ネタ、打ち止めー←


宇宙やら地球やらを、箱に見立てました


壮大な話じゃなくて

引きこもり少女が

恋によって立ち直るお話……らしいです←


閲覧数:331

投稿日:2010/01/26 00:19:31

文字数:512文字

カテゴリ:歌詞

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