冬の寒さがまだ残る
木漏れ日の下に寝転んだら

見上げる空にやって来た
そよぐ 麗らかな 風が呼んだ

風花 青空の下
可憐に舞う雪の花弁
サヨナラ 春の足音が 聞こえている

陽射しだけはもう春のよう
すぐに咲きそうな花の蕾

その中を ゆらり 真白な
雪が 淋しそうに 踊ってる

風花 太陽の下
儚く舞う雪の花弁
サヨナラ 声にならない 別れの唄

いつか 君にも見せたい
冬と春の入れ代わる瞬間(とき)
薄紅色した花が咲く前に 空へ

風花 冬の残り香
触れるだけで消えてしまう
サヨナラ 次の季節へ 手を振ってる

風花 青空の下
ひらり 揺れる雪の花弁
サヨナラ きっと明日は もう ハル ノ ヒ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハル ノ ヒ もしくは 風花

別な場所で発表したものです。
季節の移ろいを感じていただければ幸いです。

閲覧数:72

投稿日:2008/03/17 02:30:43

文字数:304文字

カテゴリ:その他

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