今 心に浮かんだコトノハを
ソラに並べて思いつくままに歌ってみても
ずっと僕に寄り添っているおたまじゃくしたち
おとなしく五線紙に乗っかるつもりはないらしい
少し遠くて 少し近くて
うまく聴き取れないんだ
まるで僕のリズムだけでは
奏でられないというかのように
不安そうに揺れ動く
それはまるで僕の心を表しているようで
どこか切なくなるんだ
そんなおたまじゃくしたちも
君の前でなら素直に綺麗な音色を響かせるわけで
少し遠くて 少し近い
うまく保てない適正距離
でも確かに流れているメロディ
君の雰囲気 はにかんだ笑顔
それら全てが僕の歌を彩る
僕も君の歌を鮮やかに奏でられているのかな
いつも一緒に笑って できたしわの端から
メロディが零れ出していくんだ
それはきっと 僕らだけの歌
どこまでも繋がっていく
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