佇む閉塞感の中 視線を投げかけた
ビルの間に沈む 西日を睨めつける僕が憎い
感傷的な感情を 手放したあの夜に
思い出した自傷癖 それがいつのことだったか
暗い部屋で 膝を抱えて
聞こえるのはただ 雑音と僕の嫌いな僕の声
何をやったって変わらないから
声を上げたって意味がないから
僕は僕を殺すと決めたんだ
これも「決まっていること」だから
僕だけが脳を洗われなくて
取り残された感覚もなくて
無機質で生きるのが
どうしようもなく侘しく感じた
行き過ぎた現実主義は 酸欠を誘うだけ
落ちる世界を見下ろしたって 何も変わりはしないのに
何をやったって変わらないのは
声を上げても意味がないのは
何があっても変わりはしない
声があっても意味なんてない
僕の嫌いなあの子へ歌う
左手首を引っ張った
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