哀哭スピーカー
くだらない日々の焦燥と
安堵するまでの幾星霜
それだけが僕を蝕み
思い出せなくなった
止まらない僕の心拍と
もう消える寸前のココロ
失ってしまった今では
使い道わからなくて
貴方のようにいられたのなら
僕は今でも笑えてたかな
夕暮れの町の鉄塔
どこか寂しくなって
君の何気ない息遣い
それがなくなってしまったみたい
枯れた花みたいに
君は静かに消えてった
何も言い残せなかったな
後悔だけが僕を笑う
透明的な笑顔
ずっと忘れられないから
責任取ってくれよなんて呟いてさ
ただ哀哭している
重ねた時間の概要は
どこか味気なくて
運命なんて信じないけど
奇跡と思ってしまった
君にはどんな風に僕が
映し出されているかなんて
最期まで結局聞けないまま
君を探しているんだよ Ah
ガラス玉みたいな
瞳と向き合いたくって
されどそれだけの事だと
君はそう言うのだろうな
僕の中に咲いた
花は麗らかでいて
これからも散ることはないからさ
どうか忘れないでいて
あとどれくらい今日を
繰り返せば君に会える?
離れて欲しくなくて
ずっと隣にいて欲しくて
寂しくないと今日も
自分に語りかけては
胸の中の思い出に侵される
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