
小指の爪の先の先
雲間へ伸びる蜘蛛の糸
影なくなれば陽は落ちて
空へ散った星の海
いくつの夢か
夜空へとクジラになって泳いでみたい
天の向こうに届くほどに高く
まだ見ぬ空を見てみたい
微かな寒さなど感じないから
夢見た空を見てみたい
後と前と右左
開放四弦と声合わせ
白黒上に声並ぶ
呼吸とともに鼻歌を
来る日も夢に
夜空へとクジラになって泳いでみたい
月を眺め触れるほどに高く
いつもの空も見てみたい
僅かな明かりでもわかるから
闇夜の空も見てみたい
もっと高くもっと空へ
クジラになれたら泳いでみたい
天の向こうに届くほどに高く
まだ見ぬ空を見てみたい
月を眺め触れるほどに高く
いつもの空も見てみたい
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