人肌恋しい
寂しい真夜中
ぼんやり彷徨う
誰かの温もり探して

独りのリビングルーム
寒く凍る　
静かな空白だけ
悪く目立つ
耐え難い沈黙 逃げ出した　
どこまでも
どこへでも
光へ
足並みを合わせた 彼が聞く
大丈夫？
ダメみたい
手を引いて

このまま家まで付いて行けば
思わぬ幸運堕ちて来れば　
体も心も溶けたならば
生きてるよな気になれて 少しは幸せ　

はずだ

欲深い期待はハズレ　
砕けてエンド
気の利いたセリフも無様　
意味などゼロで　
死んだ目の笑顔が空虚　
心は不在　
欲深い互いの思惑　
結べやしない　
透けて
見える
悲劇
一夜限りじゃ満たされない　

仮初とか暗黙の了解なのに　
憂う今
声を掛けた理由が寂しいからなら　
お互い様　

二人でベットルームも　
澱んだ展開　
目と目で駆け引きでも
視界不良
自分から踏み入る 勇気なし
意気地なし　
負け犬は
「待て」して　
巷に溢れてる 愛の歌
唱えては
震えては
望むだけ　

このまま朝まで側にいたら
思わぬお揃い気づけたなら
体も心も溶かせたなら　
愛あるよな気になれて 続きが始まる　

多分
かもね　
はずだ

欲深い期待はハズレ　
砕けてエンド
上の空チラつく添い寝　
熱など冷めて
甘い声余韻で眠る　
出任せだらけ　
欲深い互いの明日　
結べやしない　
朝には　
バイバイ
元気で
真夜中にはまた温もりを探してる　


【ひらがな歌詞】

ひとはだこいしい　
さびしいまよなか　
ぼんやりさまよう
だれかのぬくもりさがして

ひとりのりびんぐるうむ　
さむくこおる
しずかなくうはくだけ
わるくめだつ
たえがたいちんもく にげだした　
どこまでも
どこへでも
ひかりへ
あしなみをあわせた かれがきく
だいじょうぶ
だめみたい
てをひいて　

このままいえまでついてゆけば　
おもわぬこううんおちてくれば　
からだもこころもとけたならば
いきてるよなきになれて すこしはしあわせ　

はずだ　

よくぶかいきたいははずれ　
くだけてえんど
きのきいたせりふもぶざま
いみなどぜろで　
しんだめのえがおがくうきょ　
こころはふざい
よくぶかいたがいのしわく
むすべやしない　
すけて
みえる
ひげき
いちやかぎりじゃみたされない　

かりそめとかあんもくのりょうかいなのに　
うれういま　
こえをかけたりゆうがさびしいからなら　
おたがいさま　

ふたりでべえとるうむも　
よどんだてんかい　　
めとめでかけひきでも
しかいふりょう
じぶんからふみいる ゆうきなし　
いくじなし　
まけいぬは
まてして　
ちまたにあふれてる あいのうた
となえては
ふるえては
のぞむだけ　

このままあさまでそばにいたら　
おもわぬおそろいきづけたなら
からだもこころもとかせたなら　
あいあるよなきになれて つづきがはじまる　

たぶん　
かもね　
はずだ

よくぶかいきたいははずれ
くだけてえんど
うわのそらちらつくそいね
ねつなどさめて
あまいこえよいんでねむる
でまかせだらけ　
よくぶかいたがいのあした
むすべやしない　
あさには　
ばいばい
げんきで
まよなかにはまたぬくもりをさがしてる