無題


言葉は崩れた
一輪咲いた花の露に
歪んで映る青い空
吸い込まれてく

無限に浮かぶ
想いの欠片たち

僕らは戻れない
黒く濁る川に渡された
細い糸の上を歩く
目隠しをしたまま

「何故?」なんて
聞くことはできないから
透き通った涙を流す星は
燃え尽きてしまうんだろう

ここは、とても虚ろだ

棘だらけの命抱えて
僕らは痛みに耐えている
鼓動は甘い熱を放つ
これが何だかわかる?
これが何だかわかる?

僕は溜息を落とした

ひとつ ひとつ
数えて 歩いていくだけ

ただそれだけ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

*無題

テーマ:生命

閲覧数:43

投稿日:2014/11/29 18:57:10

文字数:247文字

カテゴリ:歌詞

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