「今日は桜が綺麗だね」

電話越しに君は言う

本当は二人で観たかったよ

ごめん　わがままだね



僕は何も言わないで

君が話すのを待った

時が止まったかのように

電話が切れた音がした





あの時の僕は

君のこと好きだったのかな？

まだわからないんだ

そんな簡単なことでさえ





戻りたいよ　戻れないよ

気持ちが大きく強くなる

君じゃないと　ダメな理由

わからないよ　わかりたくないよ

僕の事も

季節、僕を乗せて廻りだす





一年は早いものです

僕がこんなに想っても

君には何一つ届かない

片想い　いつまでだろう





今でも僕らは

何処でもない此処で生きてる

だから思えるんだ

二人はこの季節を共に過ごしてる





変わりたいよ　変われないよ

苦しい過去を消したくなる

春になると　桜が咲く

当然なことほど　気づかないのです

僕のことも

季節、僕を連れて歩き出す





あの時の僕は

君のこと好きだったのかな？

もうわかってるだろ？

こんな難解なことだって





止まりたいよ　止まれないよ

時は刻々と過ぎ去るの

春夏秋冬、君のことを

忘れないよ　ただそれだけだよ





変わりたいよ　変われないよ

苦しい過去を消したくなる

春になると　桜が咲く

当然なことほど気づかないのです

戻りたいよ　戻れないよ

気持ちが大きく強くなる

君じゃないと　ダメな理由

わからないよ　わかりたくないよ

僕のことも

季節、僕を乗せて廻りだす

季節、僕を連れて歩き出す




桜ははらりと舞い散る―