“ホンモノ”

(A-1)
ああ ゲームだけが生き甲斐
Rage 目標(を)撃ち抜くパラベラム
ねえ 味方は一人もいない
You いつの間にか敵も一人

(B-1)
私と同じ顔した 君が笑う

(C-1)
Target is in sight 同時に引き金を引いたら
視界が赤く染まって コンティニューを押す
けど ない ない ない! そこに私の身体がない
いったい誰が奪ったの いつの間にか君もいない

(A-2)
ああ いつの間にかなくなってた
Gauge<ゲージ> 残りの命がわからない
ねえ 私が何をしたの
No 全部仕組まれたことだな

(B-2)
道端の画面の中 君が笑う

(C-2)
Target is in sight 街に佇む人が向ける
憐れみの目や微笑<びしょう>が 酷く目障り
One Two Three Four Five 君と同じ顔した人を
順番に撃ち抜いて 私を取り戻してく

(C-3)
Target is in sight 同時に引き金を引いたら
赤い飛沫を散らして 君は倒れた
けど ない ない ない! ここに私の心がない
嬉しくもない 後悔もない
この私は紛い物

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

ホンモノ

ごぼ天さんの楽曲(http://piapro.jp/t/Lgno)への応募用に書いた歌詞です。
仮想現実と精神世界の狭間で、殺伐さのゴリ押しを目指しました。

思い出したかのようにネタばらしこと解説。
ストーリーとしては、ネットゲームに集中していたら自分の顔をした敵にやられた。
すると、某フルダイブのMMORPGが如くログアウトが出来ない。どうやら身体は乗っ取られたらしい。
敵と、そして自分と同じ顔をした敵がたくさん現れたので全部撃ち殺していく。
最後に現れたのは、自分の身体を乗っ取った敵だった。それも容赦なく撃ち殺す。

だが、敵は果たして自分とは別の存在だったのだろうか。今回の場合は、それは自分だった。
途中で撃ち殺していった自分と同じ顔をしたものはまさしく自分の一部だった。
全てを壊し、最後に残ったものはせいぜい身体ぐらい。
そんなストーリーです。

閲覧数:155

投稿日:2012/05/26 15:13:25

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

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