「ふわり」
もうすぐ冬が終わる。
にも関わらず、珍しく急に冷え込んできて、雪の降る日がちらほらあった。
そんなある日、夕方に少しだけ降った。
消えるように降った雪に、ボクは思った。
もうさすがに終わりかもしれない。
そう感じていたその日の晩、外を眺めていたキミはいきなり、部屋着のまま外へ飛び出した。
後を追ったボクは、自分の目を疑った。
一面に広がる銀世界、ふわりと舞う雪、そして、雪の妖精のような可愛らしい姿の、歌いながらくるくると踊るキミ。
この冬最後の雪だから、と呟いたキミは、そっと手を差し出す。
その手はとても温かかった。
ねえ、二人で奏でたメロディー、忘れはしないよ。
そう歌うキミと踊りあかした、最後の雪の日の夜。
そんな夢のような"きせき"
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私の個人的な記念作品「ありったけのありがとう(http://piapro.jp/t/8BjG)」にて使用した一枚絵になります。
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私の住んでいるところは滅多に雪が降らないので、降り積もる綺麗な雪景色に若干の憧れを抱いてます。
まぁ、降れば降ったでとても大変なようですけど(;・_・)
まだまだ雪の降るところはたくさんあるみたいですが、私のところはもう、今年は終わったんじゃないかなって思います。
そして、ようやく雪ミクですネ。
タイミング的に描きたいなぁでも大掛かりな作品やってるしなぁと考えた末、なんとかつじつま合わせて、無理やり描くことに成功しました(笑)
そして40mPさんの「Snow Fairy Story」がすごく魅力的!!
温かな柔らかさの中に秘めた切ない詩と、弾むような煌びやかなメロディーがすごく好きです☆
今回の雪ミクは、また別の描き方でいずれ描きたいなぁ。
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