雨の日に出会ったあなた
ボクはただ　欲しかっただけ
あたたかく　眠れる場所と
空腹が満たされる　ときを

ここは気持ちよくて
永遠なんて望んだ
それがいつ　終わるのか
考えもしなった

この瞬間(とき)を奪わないで　春よ
このままでいいの
同じように過ぎていく　今日を繰り返し

やわらかく　白を消す風の音
玄関のカギが　開けられる

心が騒ぐ
おかえりは　ぼくが言うよ


いつもと同じ　見送った背中
光に溶けて　白く強く
冷たさに震える方が　楽なんて
知りもしなかったんだ

「少しだけ」と望んだ
ぼくの願いは叶った
なのに　なぜ　苦しいの？
あなたはどこにいる？

ココロは形にできなくて
陰は色褪せてく
ねぇ　早く　いつものように
ただいま、と　抱きしめて

鳴り響く　遠い電話のベル
誰も居ない部屋

あたたかな　光の中で
「シアワセ」という夢を見るよ


この瞬間(とき)を奪わないで　春よ
このままでいいの
同じように過ぎていく　今日を繰り返し

やわらかく　白を消す風の音
玄関のカギが　開けられる

心が騒ぐ
おかえりは　ぼくが言うよ


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あめのひに　であったあなた
ぼくはただ　ほしかっただけ
あたたかく　ねむれるばしょと
くうふくが　みたされるときを

ここはきもちよくて
えいえんなんて　のぞんだ
それがいつ　おわるのか
かんがえもしなった

このときをうばわないで　はるよ
このままでいいの
おなじようにすぎていく　きょうをくりかえし

やわらかく　しろをけすかぜのね
げんかんのかぎが　あけられる

こころがさわぐ
おかえりは　ぼくがいうよ


いつもとおなじ　みおくったせなか
ひかりにとけて　しろくつよく
つめたさにふるえるほうが　らくなんて
しりもしなかったんだ

すこしだけとのぞんだ
ぼくのねがいはかなった
なのに　なぜ　くるしいの？
あなたはどこにいる？

こころはかたちにできなくて
かげはいろあせてく
ねぇ　はやくく　いつものように
ただいまと　だきしめて

なりひびく　とおいでんわのベル
だれもいないへや

あたたかな　ひかりのなかで
しあわせという　ゆめをみるよ


このときをうばわないで　はるよ
このままでいいの
おなじようにすぎていく　きょうをくりかえし

やわらかく　しろをけすかぜのね
げんかんのかぎが　あけられる

こころがさわぐ
おかえりは　ぼくがいうよ