はじめて会ったとき君が読んでた
画集の絵を今もまだ覚えてる
桜の木の下 少女ふたり
あきれるほど話そう
春先の海の絵 古い画材屋の匂い
ふたりで描(か)いたり競ったり
いつでも鮮烈で まぶしかったのは
ああ 僕よりきれいな色を描く君
エル―シャ 指先からあざやかに
風に靡いた黒髪 画用紙のはためく音
いつも君はよそ見をしないから
ライバルなんて柄じゃないけど ずっとそばにいる君には負けないから
昼下がり授業抜け出して
海が見える踏切の坂の下
おそろいの制服 少女ふたり
同じ空を描(えが)いた
終わりは突然で ぐらり傾いだ君の背
病室ふたり 泣き出す僕
「いつから知ってたの 僕にはどうして」
静かな瞳でそっと微笑む君
描(えが)いた僕らの空 すれ違い
君がもらうはずだった トロフィ持って笑えない
そんな ほんとにうれしそうな眼で
おめでとうなんて祝わないでよ!君がいないなら何にもいらないんだよ
崩れていく記憶 鈍くなっていく指先
君に残る時間は何時(いつ)まで?
切なく笑う顔が まぶしかったんだ
色づく季節は君を置いてくけど
エル―シャ ああ 忘れたなんて言わないで
もう僕だけのものになった画用紙もこの記憶も
エル―シャ もう後悔なんてさせないで
君が描(えが)いてた日々をいつまでも覚えてるから
ふたり 隣で笑いあう空を
さよならの日が過ぎたとしても 君が好きな僕のままで待っているよ
コメント1
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ご意見・ご感想
1m8
使わせてもらいました
こちらに使用させていただきます! https://piapro.jp/t/YXcw
2020/07/27 20:12:07
わたり
使って頂いてとても嬉しいです!
ありがとうございます!
2020/07/27 20:32:33