言葬パラノイア

(A1)
荒れ果てた部屋殺されたのは
不安定な呼吸か無垢な心か
光も音も色彩すらも
一瞬で消えうせた名もない箱庭

(A2)
どんなが言葉君を葬ったんだ?
繊細で透明なガラスが割れていく
“幸せの箱”蹴り転がして
君は繰り返す
「どうせ空箱だから」

(B)
ただのおとぎ話なら
本を閉じて終わるけど
進もうが止まろうが繰り返す
単調な明日は希望なの?と君は問う

(サビ)
今日もこんな場所で叫んでるんだ枯れるほど
暗闇で塞がれた耳にいつか届くように
強張らせたその手を君が差し出せたら
今度は離さないよここが君の居場所

(A)
怯えた瞳で揺れる景色が
僕にも同じように映ればいいのに
僕の知ってる暖かい世界が
君にとっても同じ物であって欲しいな

(B)
フリルの鎧を脱ぎ捨てて
丸いキャンディを噛み砕き
「甘い世界で心が淘汰される前に」
と言って君は本に火をつけた

(サビ)
君はそんな場所で願ってるんだ「信じたい」と
傷つかない様にめぐらせてた過剰な被害妄想
怖くないよ世界は案外優しくて
君だって自分で思うよりも強いはずさ

(C)
前を見据えた君はおとぎ話に手を振った
ウサギの後は追わない飛び込むのは
いつか閉ざした扉の向こう

(ラストサビ)
今日はこんな場所で歌ってるんだ聴こえますか?
光の中で笑う君に寄り添う祝福を
あの日捨てた箱も空っぽなんかじゃないさ
今の君はもう信じる事を知ってるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

言葬パラノイア

今度投稿する波音リツオリジナル曲の歌詞です
リリィでのカバーも予定しています

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投稿日:2012/12/28 10:52:36

文字数:618文字

カテゴリ:歌詞

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