さらさらと落ち行く砂
一粒一粒が線の軌跡を描く
上から下へ 一定の速度で
それをひたすら 眺めてる

全て落ちてしまった ひっくり返そう
ほら モトドオリ
でもなんだっけ
『覆水盆に返らず』?


終わってしまったこと
またやり直せれば どれだけ良いだろう
砂時計ひっくり返すみたいに
嫌なことが起きる前に
全てひっくり返してしまったら モウダイジョウブ
でもそれって 結局ただの現実逃避?


砂時計が時を刻んでる
全て落ちるときには 5分経過する
とても短い なのに砂を見てるととても長い

5分経過した まだ砂は尽きない
尽きるのを見るのは なんだか悲しいから
私が途中で ひっくり返すの
これってモウモクテキ?

人生も終わる前に ひっくり返せたら良いのに
そうしたら死ぬ間際にしたかったこと 出来なかったことを
若々しい体で体感出来るのに
でも人生は『覆水盆に返らず』と同じ

過ぎた時間は決して戻らない

砂時計が時を刻む
とても大きい砂時計が欲しい
私と共に尽きる砂時計が

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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砂時計

砂時計とか手元にあったので徒然と書いてみました。
砂時計って安いものほど小さくてすぐ砂なくなっちゃいますよね。
あれに寂しさを覚えたので、書きたくなりました。
いつか自分がDTM買ったら歌わせてみたいものです。

閲覧数:78

投稿日:2010/06/03 20:55:08

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

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