【初音ミク】名もなき勇者【オリジナル曲】

Motsu

名もなき勇者

瓦礫の森を虚ろに彷徨い
背負う原罪時を紡ぐ風の声
子糠雨に濡れ孤独に戦い
記憶の砕片閉ざされた世界に舞う
虚空に向けて放たれた矢
一縷の望みを賭け飛び去れ
名もなき勇者に名乗りをあげて
願うは破邪顕正の理
誓いの言葉を心に秘めて
何事も恐れるな

不浄の劫火に放たれる刃
暗闇切り裂き進む先を指し示す
漆黒に染まるその姿は
絢爛たる暴君の如く
名もなき勇者の使命を胸に
期するは全身全霊の献身
誓いの言葉を心に秘めて
今こそ目覚めの時

誰がための正義か問いかけは空に舞い
誰がための戦いか語られなくとも
無垢なる願いを心に秘めて
崩れ落ちる世界に残る希望
嘆きと罪全て受け入れて
気高く舞い降りる

月光の下で運命に抗い
邪悪に手向かいその野望を打ち砕く
芽生えた希望大きな理想
挑み続ける傷つきながら
名もなき勇者の誇りを持って
叫ぶは永劫不滅の平和
誓いの言葉を心に秘めて
何度でも立ち上がれ
挫けずに立ち上がれ