ひさしぶり。えらい事になったな。
ワタシノカゾクハ?
家族? ああmさんかあ・・あれ以来不明だ。
そおっと起きあがるミクさん。ぐらんと目まい。
手足が動く。手をにぎにぎしてみる。ナオッテル。
あたりをぐるりと見渡して一点に食い入るように
視線を止めるのです。カゾクを飲み込んだあのバケモノ!
赤目の女がいるんですね。番人とミクさん連れてきた。
オマエ!!体に繋がっているチューブやらコードを
引きちぎってベットから赤目さんに殺到します。
飛びかかったんですね。 足もつれて派手に転ぶミクさん。
わあ。まだうごくなあ! 安定してないんだから。
襲われたいのかああ!
大丈夫だこいつは味方だよ。お前らを連れてきたんだ。
こいつらの手口だ。いまに仲間が大量にくるぞ!
暴れるミクさん 何事?人が集まり抑え込まれる。
ここを襲ってきたやつらを追い払ってくれたんだ。それに
公園でお前が完全に破壊されそうになった時助けられたろ?
あの時の・・剣を持った・・信用できない!
信用できなくて結構だ。私はやつらを自分らの世界に返す。
赤目さんもう出かけてしまうようです。 時間がない。と。
あのバケモノに対抗出来る武器をセンターに託したし
散り散りになった仲間も探しゆかねばなりませんしね。。
こら番人出かけるぞ。
おいおいもうかんべんしてくれよう。
お前の宿命ってやつだあきらめろ
宿命?しらねえよお!なんだよ宿命って!
つべこべ言うと、食うぞ。
・・・あんた顔?ゆがんでない?
ミクとかいうのに殴られた。ひどい力だ。
なにい!逃げたあ?なんで起動したんだ?戦闘用モデルだぞ!
プログラム入れかえて軍に組み込ませるって言ってあったろう?
私情で怒りにまかせたままのメモリーで起動しやがってバカがあ!
やっぱり軍事目的に利用されるんですね。いろんな先端技術は。
軍事が先か、世の利便性が先か。まあとにかく最強ミクさんですな。
急ごしらえの防衛軍の幹部にえらい怒られようです。
おまけに武器も持ち去られてしまいました。追跡しろ。
公園で戦った仲間を起動さしてミクさん追跡班の編成です。
みんなそれは強い体になって再生されております。
バケモノ向けの武器データは取得済みあわてて分析製造です。
赤目さんからもかなりの情報をもらっております。
mと暮らしていた街を歩くミクさんです。持ちだした剣を背負い
腰やら足には なんだか ぬらっと光る拳銃をくくりつけて
羽織るコートの中にもなにやら隠し持っているようで・・
どこかの遺跡みたいだ・・・びょおおお と風の音と埃が
流れてゆくのみ。生きているものが感知できない。
がれきだらけになる以前の街の映像を重ね合わせてみる
こんなに賑やかだったのに・・・
ふいと父と母と鈴さんの微笑んだ顔が覗き込む。
ああ!と空をつかむ あたりまえに空振りします。
映像を消したミクさん思わず道にころがる看板蹴りあげます。
しばしうつむいて上げた顔は、目はつりあがり髪が逆立ち
それは怖い形相です。怒りではちきれそうなばかり。
街のずっと先、澱んだ空が見えます。その空に向かって
風が吸い込まれるように吹いています。
がしっと剣を背負いなおし ざ! っと歩きだすミクさんであります。
何者かが近づいてくる。人間じゃあない。
さあ!っと先の路地から飛び出した女が ん?と立ち止り振り向く。
赤目だ! 大荷物を背負っている。 ミクさんと見つめあいますが
ぴょん と、赤目は跳ね上がりまた路地に消えてしまいます。
センターの奴とは違う・・
ミクさん負けじと跳躍して消えた女の後を追い始めます。
空は澱み風はあのぬめった突風に変りはじめます。
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『ヒロイック・シンドローム』
作詞、作曲:ivy
BPM:190
位置についてよーいドンで あの夏を思い出した
君と過ごした穏やかな日 夢を語ったあの瞬間
あの頃は良かったねと 2人して笑っていたら
どうしてもうこんなにも 涙が溢れだしてしまうんだろな
澄んだ気持ちでまた君に逢えたら
いつかはちゃん...ヒロイック・シンドローム 歌詞
ivy
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
僕に差し出された無糖のブラックコーヒー
頼んだ覚えはないけど
ちょっぴり不運な夜
砂糖とミルクで素顔覆い隠したら
淡々と胃に流し込み
ひとつため息を吐く
コーヒーも別に僕に飲まれたいわけなく
間違いで好きに作られ
勝手に嫌われてる
都合よくカスタムされ消費されるだけ...コーヒーのおいしさはいまいちわからないです
フクロー
Hello there!! ^-^
I am new to piapro and I would gladly appreciate if you hit the subscribe button on my YouTube channel!
Thank you for supporting me...Introduction
ファントムP
Good By So Long 暮れなずむ街にサヨナラしましょう
小さな思い出胸に仕舞い
Good By So Long 貴方の心が分からないまま暮らし続けてる
そんな日々が少し悲しく
Good by So Long 夜空を見上げれば眩しい程に
私に光投げかけ
迷わない様に私を導いてくれるのでしょう...SAYONARA
natowaMH
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