(S)
飛行船から始まりの合図
雲が晴れて心のぼる
手を離したあの日の君まで
僕を連れて空を駆ける
(A)
いつから膝かかえていたんだろう
後悔ならもう充分だろう
新しい靴が僕を呼んでる
なのにねえまだためらうの?
(B)
泣き出しそうな曇天から
てんとう虫太陽みつけて
降り注いだ勇気のかけら
つかみとりたい
(S)
飛行船には奇跡が眩しく
陽射しを乗せ素直になる
手を離したあの日の君まで
希望の羽 届けにいく
(A)
ほんとは抱きしめたかったんだろう
震えてた君の華奢な肩を
今なら追いかけて離さないよ
だからねえまだ間に合うかな
(B)
大事なのはいつもそばに
君がいるそれだけだったね
遠回りしてやっと気づいた
会いに行きたい
(S)
飛行船からあふれておちる
ごめんねさえ迷子になる
目を離したあの時の君の
涙が今僕の頬へ
(S)
飛行船からもう一度スタート
雲が晴れて咲いた気持ち
手を伸ばしてあの日の君まで
僕ら空を駆けぬけてく
——ひらがな——
(S)
ひこ(お)せんから はじまりのあいず
くもがはれて こころのぼる
てをはなした あのひのきみまで
ぼくをつれて そらをかける
(A)
いつから ひざかかえていたんだろ(お)
こ(お)かいなら もうじゅうぶんだろ(お)
あたらし(い) くつがぼくをよんでる
なのにね(え)まだ ためらうの
(B)
なきだしそ(う)な どんてんから
てんと(お)むし たいよおみつけて
ふりそそいだ ゆうきのかけら
つかみとりたい
(S)
ひこ(お)せんにわ きせきがまぶしく
ひざしをのせ すなおになる
てをはなした あのひのきみまで
きぼおのはね とどけにいく
(A)
ほんとは だきしめたかったんだろ(お)
ふるえてた きみのきゃしゃなかたを
いまなら おいかけてはなさないよ
だからね(え)まだ まにあうかな ※1文字超過
(B)
だいじなのわ いつもそばに
きみがいる それだけだったね
と(お)まわりして やっときづいた
あいにいきたい
(S)
ひこ(お)せんから あふれておちる
ごめんねさえ まいごになる
めをはなした あのときのきみの
なみだがいま ぼくのほほえ
(S)
ひこ(お)せんから も(お)いちどすたあと
くもがはれて さいたきもち
てをのばして あのひのきみまで
ぼくらそらを かけぬけてく
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