S1 降るは華の硝子
流るるは血の雪
切れた指 深淵
黒い華が開く
A1 愛した君を見る
諭(さと)した僕を知る
硝子造華 震え
相剋 誣(し)いて 討つ
A2 醜く 人の縁
救われず 天変
僕は何を叫ぶ?
笑う眼 死して なお
B 七色(なないろ)の灯(ひ)を映し
透き通る 影は揺れた
君の声 突き刺され
苦しさに 飛び降りては
S1 無情なれ 凛月(りんつき)
指凍る 鉄錆(てつさび)
脆く熔(と)けるが故(ゆえ)
今生(い)く 地獄の如し
S2 違(たが)わない想いを
交わらず 悲劇と
投げた華の硝子
目覚めた眼の黒が・・
A2 出遭った声 一つ
僕の姿 二つ
君を合わせ 三つ
儚く壊し合う
B この褪(さ)めた世界さえ
美しく散るのだから
ただ こんな僕らでも
消してしまえる筈(はず)だろう?
S1 至上なる 暁(あかつき)
酔い醒ます 宵月(よいづき)
たとえ槍雨(やりさめ)でも
君を抉(えぐ)ってやろうか
S2 すれ違い 掠(かす)める
耳鳴りて 泣く声
終日(しゅうじつ)耐えて あゝ
そして硝子散る様(よう)
S1 降るは華の硝子
流るるは血の雨
切れた胸 深淵
黒い遺志が開く頃
S2 違(たが)わない想いを
交わらず 悲劇と
砕け 華の硝子
愛が死せるままに
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