寂しがりな君は
離すものかと
手首と手首を鎖で繋いで
絡め 指さえも束縛した
毎日耳元囁く狂言は
愛の意味さえ見失ってしまう
心の中でいくら祈っても
君の暗い言葉には勝てない
どうせなら染めてくれ
何色でもいい
君の好きなように
もう逃げられないと悟ったから
そんな術は無いと教わったから
かわいそうな君を
心から愛してゆこう
ひとりぼっちだった君
見守り続けた僕
不変を願い続け壊れた日
頬を引っ掻いて
己のものと示す
満足気に笑う君と
かなしい空虚の部屋
どうせなら染めてくれ
何色でもいい
君の好きなように
もう逃げられないと悟ったから
そんな術は無いと教わったから
朝日と共に
君だけの世界が
今ゆっくりと崩れていく
鎖は緩み解放に覚める
ごめんねと泣く君はひどく哀れで
そのとき僕の心は既に死んでたの
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