どうして息をするの
泣きながら
もう何も見たくないと
両の目を押さえつけて
どうして声を出すの
誰もいないのに
諦めきれないままで
探してる瞬く光
生きる事に慣れすぎて
見失った指の先
褪せていく日常が
私を殺していく
「さようなら」
紙に書いて飛ばした
屋上から紙飛行機
雑踏の中に落ちて
見えなくなった
「バカみたい」
呟いて見上げると
星のない夜に月がひとつ
嗤い声をあげた
どうして生きているの
苦しみながら
もう嫌だと叫びながら
必死に足掻いているの
暗闇が目を塞いで
手探りで探す道
その先にあるものが
怖くて仕方ないの
「さようなら」
紙に書いて飛ばした
屋上から紙飛行機
誰一人気づく事もないまま消えた
「バカみたい」
わかりきったことなのに
何故か悲しくて悔しかった
馬鹿なのは私だ
ひとりで生きていけると思った
誰にも頼らないで
そんなことできるわけがないのに
教えてよ
どうしたら笑えるの
見上げると月がひとつ
嗤い声をあげた
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