鼓動と針_off vocal

Noak

一人きりの六畳一間に止まったままの針と心
知らんふりで殻に籠って言い訳をずっと探してる

バイト帰りの重い身体ごと嫌な事は忘れてしまおう
馬鹿な話しに草生やせばとりあえず今夜も寝れそう

行ったり来たり置き去りの隅に大切な何かがあったような

自分を愛してみたいんだよ足は竦んで動けないけど
自分を信じてやれたらその先で鳴る鼓動と針

子供の頃に遊んでいたあいつに子供が出来たらしい
「へえ」「そう」「まじで」ぎこちない言葉がコーヒーを口に流し込ませる

去った時間は戻る事はない風が僕を追い抜いていった

自分を愛してみたいんだよ声は小さくて叫べないけど
自分を信じてやれるかわからないけど逃げたくない

本気をまだ出してないだけいつか凄い事してやる
そんな心に縋ってもうとっくに気づいてるけど
まだここで僕は息をしていて明日をこの手で変えに行ける
自分を信じてやれるさ今奏でる鼓動と針
刻むように兆す方に