そっと陽は落ちて　色は居所をなくし
心は帰る場所を　無くす　無くす　から
僕は手を差し伸べて　それを包んだまま
帰る場所を探す　探す　探すんだけれど

前が見えないからさ　迷子になりそう
前は灯火がさ　見えてたのに

例えば優しさと決別が　並んで歩いてきて
それがあなたの望んだ結末なら　笑って受け入れるよ
例えばあの日掴んでた　僕の希望という類が
あなたにとっての絶望なら　笑って手放すよ

何度同じ過ちを　犯せば和解をするの
気付く　気付く　そこに誤解はないと
ほら幸せな嘘だけ
僕は気付いたまま　笑顔で泣くあなたに
なにもできないままで　なにも　なにもしないままで

幸せだとか不幸だとか　それはそれは人それぞれで
幸せにしたいそう願って　何をするかそれも人それぞれ

例えば優しさと決別が　並んで歩いてきて
それがあなたの望んだ結末なら　笑って受け入れるよ
例えばあの日掴んでた　僕の希望という類が
あなたにとっての絶望なら　笑って手放すよ


音もない静寂に　宵闇は全てを包み込んで
今なら心臓の音一つ　あなたに届きそうで
音もない静寂が　月に暴かれてしまう前に
あなたの心臓の音ひとつ　聞きたいと願っていた