凍てつく白き世界で 暖かな命に
触れてしまった時に 全てが始まりを告げた
この身を形成すは凍てつく冷気
元より赤き血持たぬ化け物よ
この身に背負うは破壊の役目
奢る人の世に制裁を
住処奪われ はかなく消えゆく命
科学文明と自然 決して相容れぬモノ
人の統べる時代が 続きゆく限り
人と敵対するは 決して逃れられぬ業
されど その理に抗った者がいた
それがどんなに無謀かをよく知っていながらも
そして 魔物は仮初の 姿を与えられ
都を守る戦いの 渦中に投じられた
この胸に宿った人模した心
仮初はいつの間にか真実に
この身に託された切なる願い
己の望むままに生きること
消えそうな小さな命を 繋ぎ止めた君
いつか自然と人は 必ず繋がれるはず
どれほど長い 時間がかかろうとも
答え見つけてみせる 消して諦めはしない
奪われた者達は 奪い返しに来る
どちらが踏みにじる側で どちらが守る側?
それさえも分からないけど この街が好きだから
ごめんね 魔物でありながら 人の側について
極彩色に彩られた眩く目も眩むような 人間の作る世界にずっとあこがれてた
心の奥深くではじめから望んでた いつかあの輝く世界で生きてみたいと
願いはとうに叶ってた 叶えてくれた君に
永遠と言う名の約束を 対価に捧げよう
運命変える力など 僕にはないけれど
君が信じてくれるなら どこまでも強くなる
いつか全ての悲しみが 癒されますように
願うだけでは変わらない 分かっているけれど
君が世界を変えたいと 心から望むなら
存在の全てをかけて 共にやり遂げよう
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